骨盤底筋群とは

骨盤底筋群とはその名のとおり骨盤の底にあり、子宮や膀胱を支え、尿道や膣を引き締める役割を担っている、女性のカラダの様々な悩みに深く関わってくる大切な部分です。この骨盤底筋群を鍛えていかないと、体の内側も外側も美しく変身させることはできないのです。
では、そもそも骨盤底筋群というのはドコの部分のことなのでしょうか? あまり言葉自体も聞いたことがないですよね。つまり、鍛えるといってもイメージしにくいのです。
さて、その骨盤底筋群ですが、インナーマッスルのひとつであり、骨盤の中にある膀胱、子宮、直腸など内臓を下から支えています。尿道や膣、肛門まで取り巻いている、つまり、体の深層部のインナーマッスルということになります。
確かにあまり知られていない筋肉ですが、特に女性の体調の悩みと深く関わっている重要な筋肉なのです。
ポイントをまとめてみると、「骨盤の中にある内臓を支えている」、「子宮環境を整える機能がある」、「尿道、膣、肛門を引き締める役割がある」、ということになります。この骨盤底筋群が衰えてしまうと、「尿漏れ、頻尿」、「尻がたれる」、「子宮下垂になる」、「下腹がポッコリする」、「便秘になりやすい」、「月経困難症になる可能性がある」、「骨盤痛が起きやすい」など、女性の体調に関する深刻なトラブル起こしてしまう恐れがあります。ここに挙げた症状の中に心当たりがある人は注意しましょう。